daifukumakra’s diary

自己啓発、教育、自然、環境、宇宙等日々感じた事等

ブックレビュー 学びを結果に変えるアウトプット大全

学びを結果に変えるアウトプット大全

樺沢紫苑 著

筆者の樺沢氏は日本一発信する精神科医なのだそうです。私がこの本を手に取ったのは、ズバリ題名が自分の知りたいテーマだったからです。

 

今までもアウトプットの重要性は何度も聞き、その度にアウトプットしなければと思うのだけど、身体が動かない(笑)なので、自分には、まだ身体が自然に動くだけはイメージと情報量が足りないのだと考えたのですが、この本は正解でした。

 

樺沢氏は「アウトプットとは、運動」で身体を使って再現する事で覚えさせると言っています。いくつものフォーマットを用意してくれていて、それらが分かりやすいです。

 

その中で私が試そうと思ったのは、感想を書くときのフォーマットですが、日記などにも応用できそうです。

 

▫️1行ずつ書く。
1)before
2)気づき
3)to do

 

1)のbeforeは変わる前、そして、2)気づき3)とto doは本読んで変わった後(after)。

物語では、主人公や登場人物の考えや行動が変わった場面がクライマックスと言われますが、読書の感想も同じように考えるのだと気づき、目からウロコでした。

 

▫️このセットを2段階で構築する。
1.本を読んだら3行で構成する
2.それをもとに肉付けをする。400文字。10分程

まず、アイデアや構成の核になる短い言葉で書く。できたら、次にそれに肉付けをして、400文字程度の文章を10分程度で書くのだそうです。

今の私にはそこまでの力量がないので、できる所までやりました(笑)

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before
情報ばかり入手して満足していた


気づき
それを使わないと 何も状況が変わらない
今の自分のままでは 死ぬまでやりたいと思う事ができない。
いつまでも引っ込み思案では夢に描いている事を実現できないばかりでなく、自分の意思がないことで世間に潰されてしまうという危機感がつのった


to do
1日1つ行動する 、outputする
予定や目標をもって行動してしっかりPDCAする
読んだものをまとめる。
自分ならどうするか考える。
読んだものから着想を得て行動するまたは行動を変える。

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ざっと、こんな感じの箇条書きになりました。
 

インプットとアウトプットの比率は3:7だそうです。勉強でいうと、教科書を読む(インプット)に3割、問題集を解く(アウトプット)のに7割当てる方が効率がいいそうです。

主体的に取り組んだ方が脳も活性化し、集中力が高まるということだと思います。

この本は、それをサポートする手立てがいくつもあり、レベルも想定しているので、試しやすいです。

アウトプットしたいけど、どうすればよいのか分からない、覚悟は決めているけど一歩踏み出しかねている人にオススメです。

 

自分が変わらなければ、という危機感が相当強くなっているので、私も1日1度アウトプットしていきたいと決意しました。

どうぞあたたかくゆるく見守っていただければと思います。